2006年11月29日

武術に考える基礎力と実戦力(1)

実戦力.GIF武術をやっていると付きまとうのが、鍛錬しているのに弱くなるという事態です。練習量が一定でも、実戦力(この文脈において“実力”とは違う)はそれに比例せず、伸びる局面もあれば下がる時期もあります。グラフにするなら、左図のような感じになります。何らかの武術をやっている人達にヒアリングしてみると、上下動の傾きに差こそあれ、ほぼ皆が同じ傾向を語ります。

鍛錬の中には、肉体的要素、精神的要素、戦略的要素があります。武術を始めて最初の頃(グラフでは左側の時期)には、より肉体的な鍛錬が必要ですが、段階が進むに従って、より精神的・戦略的な鍛錬が功を奏するようになります。つまり実戦力とは、段階に応じたこれら基礎力の積み合わせ(=積み重ね×組み合わせ)と考える事ができます。

ちなみに精神的な鍛錬と言うと難しく聞こえるかもしれませんが、例えば初期の段階なら、道場だけで練習していても試合では勝てない、試合で場数を踏めば勝てるようになる、一度入賞すると勝ち癖がつく、というような所謂単純な“自信”もそうであると考えると分かり易いでしょう。(段間が進むに従って“無心”の会得、そしておそらくそのずっと先には“悟り”などがあるのでしょうが、これらはその段階に達した本人にしか真意が解らないものだと思います。私はせいぜい無心が少し解ったかもしれない、という程度のもの。)

続きます。(多分。)
posted by kamicup at 12:40| 兵庫 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。スポちゃんです。

無心!悟り!

なんだかピクピクっとするキーワードです。
ぜひぜひ、続きを書いて下さいませ〜。
で、また一度、稽古をつけてください!
何卒よろしくお願い致します。
Posted by スポちゃん at 2006年11月29日 22:58
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