2006年12月21日

Wii優勢は当然

任天堂はDSで確実に未開拓市場を開発したし、Wiiでもその新しい市場を攻めているが、ソニーとマイクロソフトは、任天堂が折角リスクを取って開拓した市場を無視した。後者2社はパイの取り合いをしているつもりかもしれないが、そんな構図は最初から成立していない。2社のその姿勢が変わらない限り勝負は見えている、と思う。

このアンケート結果もそれを如実に表している。
新ゲーム機3機種の購入意向、女性にも人気の「Wii」がトップ--マクロミル調べ
性・年代別に購入意向を比較すると、PS3は男性で33%、女性では15%に留まっているのに対して、Wiiの購入意向は男性で40%、女性でも35%となっており、女性も男性に匹敵する購入意向があることが分かった。さらに、女性では年代が上がるほど購入意向が高くなっている点も特徴となっている。

年代の高い女性層というのは、まず間違いなく、DSで新たに取り込んだ市場だろう。DSというステップがなかったならば、いくらWiiのCMがオモシロそうに見えても、彼女たちにとっては別世界のオモチャであって、購入意向はさして高まらなかったと思う。私のまわりを見る限り、DSが女性にも受け入れられたのは、新機軸のソフトだけでなく、ハードを含めたスタイルが「たまごっち世代」=携帯ゲーム機に親しみを持つ20代前後の女性層に受け入れられ、そこからのソーシャルな広がりによって従来の壁を突破できたという、いくつもの状況と仕掛けの重なりによるものだと思えるからである。

戦略はコンテキストでなければならない。ゲーム業界の構図を見て思った。
posted by kamicup at 23:00| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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